販促計画を成功させる7ステップ!スケジュールの立て方なども解説
公開日: 2023年11月30日 更新日: 2023年12月06日
目次
販促計画とは?
まず、販促計画とはなんなのか。基本に立ち返ってみましょう。
販促計画とは、主に新商品や既存の製品の販売促進を行う際に策定する計画のことです。
企業が商品やサービスを販売し、市場の拡大を成功させるためには、戦略的なプロモーションが必要不可欠です。
では、販促計画を成功させるには、どんなステップで計画を立て、実行するのが良いのでしょうか。
7つのステップに分けて解説します。
販促計画を成功させる7ステップ!目的を明確にしよう。
下記のプロセスを踏むことで、期待したい効果や販促の目的を確認しつつ、販促計画を立てることができます。
1.目標設定
まず、販促計画において、どのような目標を達成したいのか、具体的に定義します。そのためには現状の販促を見直し、課題点を見つけ出しましょう。
売上高や客数、客単価といったデータを元に現状分析を行うと、課題が見つかりやすいです。
2.ターゲットの調査
課題点を洗い出したら、誰に対してプロモーションを行うのか、つまりターゲットを絞りましょう。
例えば「新規顧客が少ない」という課題点が見つかったのであれば「商品の認知度アップを最優先にする」といった販促の目的が自ずと明確になります。
3.メッセージ戦略
販促キャンペーンで伝えたいメッセージを明確にしましょう。その際には2で策定したターゲットに則し、魅力かつ説得力のあるメッセージを発信しましょう。
4.プロモーション方法
販促目的やターゲット、メッセージが固まったら、実際にどのようなプロモーションを行うかを検討します。
販促に使用するメディアや広告方法、販促イベントなど、複数の手段を組み合わせて、より効果的なプロモーション方法を選定しましょう。
5.予算の設定
販促の実施には、適切な予算の設定が必要不可欠です。まずは社内で販促活動に使用できる予算を設定しましょう。限られた予算で最大限の効果を得るためにも、コストパフォーマンスのアップも大切です。今までのキャンペーンを見直すなどして、効果的だった手法を再活用するのもひとつの手です。
予算の設定は3でより詳しく解説します。
6.スケジュールを立てる
販促計画を実施するタイミングを計画します。まずは季節のイベントなどで、競合他社がどんな販促手法を行っているかリサーチしてみましょう。スケジュールに沿った販促のほかにも、臨時で開催する時の施策も考えておきましょう。顧客獲得に繋げるチャンスです。
中長期的な販売促進計画の実施には、季節のイベントや行事をはめ込んだ「販促計画表」や「販促カレンダー」を作り、社内やチームで共有するのもおすすめです。
7.効果測定
キャンペーンが終了したら、あらかじめ設定した目標に対しての達成度やROI(投じた費用に対して、どれだけの利益を上げられたかを示す指標)を評価します。成功した点や新たに見つかった課題などが見つかったら、次の販促計画に生かすために、社内やチーム内で共有しましょう。
販促計画は市場の状況や企業の目標に合わせて柔軟に調整する必要があります。継続的なモニタリングと改善をしていくことが、成功への近道です。
何よりも頭を悩ませるのが、予算の設定ではないでしょうか。次は販促費の算出方法を解説します。
効果的な販売促進費の予算の立て方は?
販売促進を計画する上で、予算設定が重要かつ、何よりも難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。
多額の販売促進費をかければ、売り上げが確実にアップするという保証はありません。しかし、販売促進費は自社の商品やサービスの認知度をあげるために、必要不可欠です。
広告予算を決める方法はいくつかあります。そのひとつの方程式が以下のものです。
売上×一定の比率・割合=広告宣伝費(販売促進費)
この方法のメリットには、前年度の売上もしくは今年度の予想売上に、ある一定の比率・割合(%)をかけるだけですから、比較的容易に広告予算を立てることができます。
特に美容室、治療院、飲食店など常時広告宣伝をする必要がある業種・業態には効果的です。
引用:販促大学(地域新聞社)
- 売上×一定の比率・割合=広告宣伝費(販売促進費)
業種や業界によっても異なります。まずは上記の方程式を試してみましょう。
最も反応のいい販促品は「デジタルギフト」
販売促進でプレゼントキャンペーンなどを行う場合、販促の担当者なら、より効果的なプレゼントを選びたいですよね。
販売促進で今、最も反応が良いプレゼントは「デジタルギフト」なんです。「デジタルギフト」とは商品引換券や金券のコードやURLをメールなどで共有することで、オンライン上で送信と受け取りができるサービスのことです。デジタルギフトは企業の販促やキャンペーンに利用されており、需要が高まっています。
デジタルギフトは即送信でき、受け取りも簡単。リアルタイムでのプレゼントが可能で、キャンペーンやプロモーションといったスピード感が重要な施策に適しています。またデジタルギフトはURLを送信するだけなので、物理的な商品の発送や、在庫管理の手間が不要です。そのため販促にかかる負担も軽減され、コストの削減にもつながります。ギフトの金額も数百円から数万円のものまで自由に設定できるので、予算に合った販促計画を立てることができます。
デジタルギフトを受け取る側もパソコンやスマートフォンで受取可能なので、スムーズに受け取ることができます。
つまり、従来の紙の金券や物理的なプレゼントよりも、金銭的、時間的なコストを抑えられ、企業とユーザーにとって、双方メリットがあるサービスと言えるでしょう。
販促品なら「あっとギフト」がおすすめ
販促でデジタルギフトを使うなら、「あっとギフト」がおすすめです。
「あっとギフト」の特徴は以下の通りです。
- ターゲットや販促施策に合わせて使い分けが可能です。
- 1円から自由に金額設定ができ、少額での配布が可能です。
- 在庫管理、発送が不要なので、コスト削減になります。
また「あっとギフト」では様々なキャンペーン参加条件を設定でき、様々な景品の配布方法で、自社のオリジナルキャンペーンをすぐに作成することができます。
例えばLINEのお友達登録で、デジタルギフトを即時配布、店頭に来場した方に、その場でデジタルギフトを配布といったことも可能です。
まとめ
最後に販促計画の7ステップをあらためて紹介します。
1.目標設定
2.ターゲットの調査
3.メッセージ戦略
4.プロモーション方法
5.予算の設定
6.スケジュールを立てる
7.効果測定
販促計画で最大の効果を得るためには、計画性と適切な予算の策定が必要です。
今回の記事を参考にして、販促計画の成功へとつなげてください。