法人によるデジタルギフトを使ったキャンペーンの始め方
公開日: 2023年04月25日 更新日: 2023年07月26日
目次
急増! 法人による景品・賞品つきキャンペーン
商品・サービスの認知度アップや販売促進を目的に、さまざまなキャンペーンが行なわれています。消費者の来店頻度を高める、購買につなげるなどの効果を期待できるため、近年、特に消費者から注目を浴び、集客を期待できる、「景品・賞品つきキャンペーン」を行なう法人が多く、それぞれウィットに富んだ企画が展開されています。
この記事では、法人による景品・賞品つきキャンペーンを企画、実施するまでのやり方をご紹介します。
景品・賞品つきキャンペーンは、新規顧客にもリピーターにも効果的
法人がキャンペーン施策を行なう際は、例えば、「売上アップ」「商品・サービスの認知度アップ」といった目的があり、ターゲットがある程度定まっていることでしょう。
しかし、どんな施策が向いているか、どんな景品を用意すべきかなど、初めての施策ではわからないことばかりです。
そのため、まずは、この記事でやり方やどうターゲットにアプローチすべきかを整理していきましょう。
潜在客と見込み客、リピーターに効果的なアプローチを
顧客となる可能性があるのは「潜在客」と「見込み客」であり、それぞれのターゲットに対して景品・賞品つきキャンペーンを行なう手法が異なります。
潜在客
商品・サービスの存在を知らない層で、まずはインパクトのある景品・賞品で注目を集め、商品やサービスを知ってもらうことを目的とします。商品やサービスを購入しなくても自由に参加できるオープンキャンペーンが適しています。
売りたい知ってほしい商品やサービスを、景品・商品として設定し、少額のデジタルギフトを組み合わせて、できるだけたくさんの人が当選するようにし、参加してもらいやすくするのがおすすめです。
見込み客
商品・サービスを認知していますが利用したことがない層です。競合他社の類似商品・サービスを利用している場合がありますが、機会があれば他メーカーも試してみたいと考えています。この層には、商品・サービスを利用するきっかけづくりが目的のため、購入者に景品を付与するクローズドキャンペーンでも効果が期待できます。
購入者にノベルティやギフトのプレゼントなどがおすすめです。デジタルギフトで「2,000円分のデジタルギフトプレゼント」「今だけ限定ノベルティつき」などのキャンペーンをすることで、購入のきっかけづくりができます。
リピーター
すでに商品やサービスを購入し、利用したことのある層です。商品を気に入ってくれて何度も購入していますが、競合他社の製品を試したいとも考えています。リピーターの心を掴むには、定期的なキャンペーン施策がおすすめです。
リピーターの場合は、次回使えるクーポンの配布はもちろん、デジタルギフトで「500円分キャッシュバック」や「今だけ限定ノベルティつき」などのキャンペーン施策が効果的です。
売り上げアップ、新規顧客獲得のためには、どのターゲットにするかを整理しましょう
売り上げアップや新規顧客の獲得を狙うには、商品・サービスを、「潜在客に知ってもらいたい」のか、「見込み客に利用のきっかけを提供したい」のか、それとも「リピーターに引き続き使ってもらいたい」のかを見定めることも重要です。
景品・賞品つきキャンペーンで意識したいポイント
どのターゲットに向けてキャンペーンを実施するかが決まったら、以下のポイントについても意識しましょう。
キャンペーンへの参加方法は簡単に
景品・賞品つきの場合、参加方法が複雑になるケースがあります。
キャンペーンは「商品・サービスに興味を持ってもらう」入り口や、リピーターが再度商品を購入するきっかけになったり、家族や友人に紹介したりなどが見込めますが、参加に多くのステップがあると途中で離脱されてしまうことがあります。そのため、キャンペーンに参加しやすいよう、ステップを減らし、簡単で誰でもわかる参加方法にするのがおすすめです。
景品・賞品の交換も簡単に
インパクトのあるキャンペーンで多くの参加者が集まったものの、受け取れる店舗が近くにない、受け取りが面倒などと思われてしまうと目的を果たせない場合があります。
また、参加者の自宅に配送するとなると住所などの個人情報が必要になるため、ネガティブな印象を抱くキャンペーン参加者もいるかもしれません。キャンペーンへ参加した満足感、キャンペーンを実施した法人への印象は、景品や賞品の内容だけでなく、参加から受け取りまで簡単に出来たかというトータル評価で決まります。
そのため、住所の取得の必要がなく、身近なコンビニエンスストアやドラッグストアはもちろん、オンラインショップでも利用が可能なデジタルギフトが便利です。
「楽しそう!」「お得そう!」なキャンペーンを
上記、2つのポイントを前提に、やはり重要なのは消費者に「楽しそう!」や「お得そう!」と思ってもらえる企画を打ち出すことです。
昨今、各社がさまざまな景品・賞品つきキャンペーンを実施しています。その中で注目を集めるキャンペーンを企画するには、ターゲットとする層が何を好み、どんな行動をしているのかを知る、定性調査が必要です。
あっとギフトでは、キャンペーンのサポートを一括して請け負うことも可能です。デジタルギフトの手配だけでなく、「アンケート調査」「企画」「キャンペーン事務局」「デジタルギフト送付」まで一貫してお任せいただけます。
景品・賞品つきキャンペーンを始める手順
景品・賞品つきキャンペーンは、オープンキャンペーン/クローズドキャンペーンを問わず、一般的に以下のような手順で進んでいきます。
ステップ1 企画立案
まずは、「潜在客と見込み客、リピーターに効果的なアプローチを 」で検討した、ターゲットを元に企画を立案します。参加者を募るためには、ターゲットにとって「楽しそう!」「お得そう!」と思ってもらえる企画にしましょう。
キャンペーン例としては下記などがあります。
- 購入者に今だけ限定ノベルティをプレゼント「オリジナルポーチ付き」
- 購入者特典としてデジタルギフトで「2,000円分キャッシュバック」
- だれでも参加可能!商品・サービスについてのアンケートに答えて商品GET
新規の商品やサービスなどで、潜在客、見込み客の嗜好傾向が詳しくわからない場合は、事前にアンケートキャンペーンを実施し、定性調査を行なうのもいいでしょう。
ステップ2 実施する媒体を決める
テレビ・新聞の広告、応募用ハガキ、リーフレットなどさまざまな媒体があります。ターゲットによって相性の良い媒体は異なりますが、昨今、老若男女を問わずスマートフォンを使い、インターネットにアクセスする消費者が非常に多いため、特設サイトやSNSを活用したキャンペーンが大半を占めています。
ステップ3 景品や賞品を決め、発注する
景品・賞品には、ターゲットの嗜好に合うものや、商品券など汎用性の高いものを選びましょう。
現物品の場合、在庫管理や、当選者へ発送手配などが必要ですが、デジタルギフトを採用すれば、これらは一切不要です。参加から景品・賞品の受け取りまでオンライン上で完結できるため、景品・賞品にはデジタルギフトがおすすめです。
ステップ4 参加規約や事務局の応対ルールを作る
景品・賞品つきキャンペーンを行なった際、主なトラブルの原因として参加方法にまつわるものが挙げられます。
多重応募、多重当選によるトラブルが発生したときに、責任の範囲を明確にし、スムーズに解決するためにも、事前に参加規約を作成しましょう。加えて、事務局で問い合わせ応対するときのルールも必要です。
ステップ5 事務局を決め、開設・運営する
事務局の開設には「委託業者に依頼」「自社で運営」の2パターンがあります。委託業者の場合、特設サイトなどの運営、問い合わせ応対、応募管理など、全て行なわれますが、信頼できる会社を探すことは容易ではありません。
安心して運営するためには、自社で行なうのが最適ですが、十分なノウハウがないと担当者への負担が過度になり、人為的ミスが起こりやすくなります。
「あっとギフト」にお任せ頂ければ、熟練したスタッフによる事務局運営、カスタマーサービスの運営が可能です。運営からデジタルギフトの発行まで一貫してお任せいただけます。
ステップ6 キャンペーン公開
景品・賞品つきキャンペーンが公開されたら、SNSや広告などで宣伝し、参加者を集めましょう。 参加者が増えるとキャンペーンが盛り上がり、相乗効果でさらに人が集まるケースが多いです。
ステップ7 抽選
キャンペーンの参加者から当選者を選び出します。
抽選作業は非常に重要な作業のため、公平性を保つために抽選ツールを使用するなど、細心の注意を払いましょう。
「あっとギフト」では抽選システムもご提供しています。公平性が保てるか心配、運営から一貫して行なってほしいなどのご要望に対応しております。
ステップ8 キャンペーンの結果を振り返る
景品・賞品つきキャンペーンを終えた後、次回の施策へ活かすためにも、成功・失敗要因を分析し、どのような結果が得られたかを振り返りましょう。また、一つの指標として、準備段階の中で目標や予想を立てておくと比較がしやすいでしょう。
景品・賞品つきキャンペーンには「デジタルギフト」が最適
最近、景品・賞品つきキャンペーンを実施する際に導入されているのが「デジタルギフト」です。
デジタルギフトとは、商品券や商品の情報をURL化し、メールなどで送ることができるサービスです。
受け取った側はスマートフォンで受信したURLにアクセスし、インターネットショップでの買い物に利用したり、店頭で商品と交換します。法人からキャンペーンの参加者へ現物品を届ける必要がないため下記のようなメリットがあります。
- 景品・賞品となる物品の在庫管理が不要
- 当選者への梱包作業の手間や配送コストがかからない
- 取得する個人情報が少ない
- 「届かない」「破損して届いた」といったトラブルへの対応が不要
さらに
- 多様なニーズに合わせたキャンペーンを企画できる
- キャンペーンのリードタイムを短縮できる
- PR効果が高い
- 参加者の動向を把握でき、次の戦略を打てる
- 継続契約・リピーター獲得につながる
法人の負担軽減を図れ、なおかつ、効率的にキャンペーンを実施できる点が、導入の主な理由となっています。
詳しくは「法人が販促にデジタルギフトを採用する理由」にて解説していますので、ぜひそちらもご確認ください。
まとめ
景品・賞品つきキャンペーンは、売り上げアップや新規顧客の獲得を期待できる施策ですが、さまざまな工程を踏まなければなりません。
工程が多く、キャンペーン施策を行なうことが難しいと感じる場合は、丸投げができる「あっとギフト」がおすすめです。企画、運営、カスタマーサービスまで対応可能です。
「あっとギフト」でデジタルギフトを活用すると、個人情報の取得などがいらず、商品の在庫管理や発送の必要がないため、担当者や運営スタッフの負担軽減になります。ぜひご活用ください