「企業セミナー」で参加特典を用意するメリットとは?~成功の秘訣も教えます!
公開日: 2024年08月08日
目次
「企業セミナー」を開催する企業が増加
パンデミックをきっかけに「企業セミナー」の重要性を再認識
経済や生活に多大な影響を与えた新型コロナウイルス感染症のパンデミック。集団感染による感染拡大を抑止しようと三密(密閉・密集・密接)回避が呼びかけられ、各企業は顧客先への訪問や対面営業を自粛しました。
そこで、コロナ禍でも顧客との接点を持つためにと、TeamsやZoomなどのアプリを活用し、オンラインにて自社商品やそれに関連する情報を発信する「企業セミナー」の開催へシフト。これをきっかけに、企業・顧客がFace to Faceでコミュニケーションする“顔が見える”マーケティングの重要性が再認識されました。アフターコロナとなった現在も、不特定多数を対象とするSNSなどを使った効率的なマーケティングを展開する一方、対面・オンラインセミナーを開催する企業が増えています。
各社が「企業セミナー」を行なう理由
1.購入や成約につながりやすい見込み客を獲得できる
企業セミナーには、自社商品やそれに関連する情報に興味を持っている人の参加率が高く、また、参加者から挙がった商品への質問や疑問に対してその場で対応できます。そのため、見込み客の獲得、さらには広い範囲に訴求できる商品だけでなく、専門的でニッチな商品も購入や成約につながりやすいという特長があります。
2.リアルな顧客のニーズを把握できる
企業セミナーには、すでに自社商品を使用している人、よりよい商品や情報を求めている人の参加も少なくありません。そのような参加者から実際に使用した感想や意見、競合他社との比較などの“生きた声”を聞くことができ、ターゲットとする顧客のリアルなニーズを把握できます。
3.既存客の定着・リピート率を高められる
企業セミナーにて参加者から寄せられた意見や要望を分析することで、自社商品の利用度や顧客満足度を高めるヒントを得られます。そのヒントは商品改良のほか、次なる商品開発に活かすことで、既存客の定着・リピート率を高められます。
「オンライン」ならさまざまな制約から開放される
企業セミナーをWeb上で行なう「オンライン」にすることで、上記メリットのほか、さまざまな制約からも開放され、コストを抑えられるなど開催・参加のハードルが低くなります。
1.場所を問わない
TeamsやZoomなどのアプリをダウンロードしたスマートフォンやパソコンがあれば、どこからでも開催・参加できます。そのため、企業にとっては会場費などのコストを抑えられ、参加者にとっては交通費などが不要。設営や移動などの時間も節約できます。
2.運営スタッフを最小限にできる
対面セミナーの場合は、事前準備や会場設営、参加者からの問い合わせに対応するサポートセンター、当日の受付などを行なう運営サポートなど、多くのスタッフを要しますが、オンラインなら司会進行、講演者、パソコンを操作するスタッフの3名で開催することが可能です。
3.紙の配布物が不要
対面セミナーでは、式次第や資料、DMなどを参加者に配布するので、それらの印刷や、まとめるための封筒などが必要です。しかしオンラインの場合は、容量の軽い資料ならばメールで送付したり、膨大な量があるときはGoogleドキュメントなどクラウド上でシェアすればいいので、紙の配布物が不要です。
「企業セミナー」の成功指標と対策
1.申込者数
購入や成約につながる見込み客を獲得するには、多くの申込者を集める必要があります。申込者が想定数を下回るならば、ターゲットのニーズに沿ったセミナータイトル、わかりやすいセミナー内容などに注意して発信しましょう。
2.参加者数
申込者全員が参加するとは限りません。企業セミナーの平均参加者は、申込者数の6~7割程度といわれています。この数字を下回った場合は、次回のセミナーにて、開催まで長すぎない受付期間、ターゲットが参加しやすい日時、申し込んだことを忘れないよう定期的にリマインドメールを送る、参加特典を用意するといった対策をしましょう。
引用:impress business media
- 企業セミナーの平均参加者は、申込者数の6~7割程度
3.リード獲得単価
1件の見込み客を獲得するためにかかったコストが8000~10000円程度であれば成功といえます。コストを抑えられるオンラインがおすすめです。
▼リード獲得単価の計算方法
「リード獲得単価(円)=企業セミナーにかかったコスト÷獲得した見込み客数」
4.参加者の満足度
企業セミナー後に参加者へアンケートを実施しましょう。回答内容から、ターゲットのニーズに合ったセミナー内容だったか、新しい発見や気づきがあったか、自社商品を購入したいと思ったかなどを確認できます。満足度が低い回答が多い場合は、セミナー内容を再検討しましょう。
5.アポイント成功率
企業セミナー後に、アポイントが成功した確率も大切な指標です。セミナー終了後、メールや電話で参加者をフォローアップした際、参加者と直接通話できる率は40~60%、通話からアポイントへとつなげられる率は10%前後といわれています。
▼アポイント成功率の計算方法
「アポイント獲得率(%)=アポイント獲得数÷申込者数」
6.購入・成約率
企業セミナー開催後に取ったアポイントから、どれくらい購入や成約につながったかどうかも確認しましょう。セミナーの満足度は高かったが、購入や成約につながりにくい場合は、セミナー後のフォローや対応に問題がなかったかの確認が必要です。
「企業セミナー」に「参加特典」を用意するメリットと注意点
前項でもわかるとおり、見込み客を獲得し、自社商品の購入・成約へとつながる企業セミナーを開催するには、まずは多くの申込者が集まるよう周知し、高い出席率で参加してもらうことが重要です。対面でもオンラインでも同様です。そこで効果的な施策として「参加特典」があります。
さらに、参加特典を設けることで受講料を高めに設定することもできます。これによりキャンセル率が低くなり、モチベーションの高い参加者が集まりやすくなります。
ただし、参加特典を用意する際、セミナーの内容と釣り合ったものを選ぶようにしましょう。著しく高価なものを設定すると、不信感を買う危険性があります。
また、オンラインにてセミナーへの参加を呼びかける際、無料・有料セミナー問わず法令に抵触しないように注意する必要があります。
「企業セミナー」集客に効果的な特典
1.自社商品やサービス
購入前に使うことができ、使用感に満足すれば購入につながります。ほかにも、自社商品などを購入する際に特別価格で利用できる割引券も喜ばれます。
2.セミナー参加者限定品
限定グッズをはじめ、有名講師による限定動画の視聴、個別相談など、特別感のある特典は、参加意欲を促します。
3.商品券・デジタルギフト
身近な店舗やインターネットショッピングなどで使えるため、属性を問わず多くの人にとって魅力的な特典です。
参加特典には「デジタルギフト」が最適!
企業セミナーには参加特典には「デジタルギフト」がおすすめです。例えば、対面セミナーでは、セミナー終了後にQRコードを提示し、参加者は自身のスマートフォンからアクセスするだけで受け取ることができます。会場スタッフは特典を持ち歩く必要はないので心的負担が軽く、紛失や破損といった事故も防ぐことができます。もちろん、すべてWeb上でやり取りするオンラインセミナーとの親和性も抜群に高いです。
「あっとギフト」では、企業セミナーの参加特典に最適なQUOカードPayやAmazonギフトカードなど、さまざまなデジタルギフトを多種多様に用意しています。ほかにも事務局の運営、参加特典の送付、アンケート制作、さらには企業セミナーで配布するデジタルギフトの金額など、レギュレーションチェックも請け負っているので安心です。まずはお気軽にご相談ください。
「企業セミナー(オンライン)」を成功させるためのおさらい
1.企業セミナーの目的・内容を決める
見込み客やアポイントの獲得数などを具体的に設定します。また、どのようなターゲットに何を発信するのかを明確にします。
2.集客に向けて告知・受付
セミナー参加のメリット、申込方法などを告知し、参加受付を開始します。
【おさらいポイント】
受付開始から開催まで期間が長すぎると、申し込んだことを忘れる、申込者の都合が悪くなるといったことが起きるので、適切な期間の設定と、定期的にリマインドメールを送るなどの工夫をしましょう。もちろん、参加特典のお知らせもお忘れなく。
3.講師の手配・台本の作成
講師と事前打ち合わせを行ない、講演内容をすり合わせ台本に反映します。
4.セミナー当日
本番はトラブルがつきもの。開始30分前までに準備を済ませましょう。セミナー終了後に参加特典やアンケートを送付します。
5.参加者へメールや電話でフォローアップ
セミナーを開始して終わりではありません。見込み客となった参加者へ個別にアプローチします。
【おさらいポイント】
メールや電話でフォローアップした後、参加者と直接通話できるのは40~60%、そのうちアポイントへつなげられるのは10%前後といわれています。いかに集客できるかが肝です。
6.次回開催に向けてブラッシュアップ
回収したアンケートや、購入・成約率を参考に、受付期間やセミナー内容、セミナー後の対応などを見直し、よりよいセミナーを目指して改善に活かします。
まとめ
パンデミックをきっかけに、企業と顧客がFace to Faceでコミュニケーションする“顔が見える”マーケティング「企業セミナー」の重要性が再認識。新規顧客の獲得が難しい昨今、購入へつながりやすい「見込み客」を獲得できると、企業セミナーを開催する企業が増えています。
さらに、Teamsなどのアプリを使ったオンラインによる開催の場合は、顔が見えるマーケティングを実施できるほか、場所や移動時間などの制約から開放され、手間やコストを省けるというメリットもあります。
企業セミナーを成功に導くにはいかに集客するかが肝で、なかでも効果的なのが「参加特典」を用意すること。さまざまな特典がありますが、対面セミナーでも、オンラインセミナーでも「デジタルギフト」が便利です。
「あっとギフト」では、企業セミナー開催を、デジタルギフトのご提供、及びデジタルギフトの発行システムをご提供することで、サポートします。ぜひご活用ください。