株主優待にクオカードが人気なのはなぜ?企業側のメリットも解説します
公開日: 2024年11月13日
目次
近年株主優待にQUOカードを採用する企業が増えている
日本株市場では、株主優待制度を採用している会社が増えています。企業が実施する株主優待制度を魅力的に感じる人は多く、食事券や割引券、カタログギフト、自社製品など、株主優待の種類はたくさんあります。
中でも株主優待として増えているものが、QUOカードです。株主優待に採用するメリットが多く、QUOカードを優待品として贈呈するケースが増えてきています。
特にBtoBの企業向けに事業を展開している銘柄の場合は、自社製品の優待などが難しいため、配送コストも軽いQUOカードを優待品に採用することも多いです。
当記事ではQUOカードが株主優待におすすめな理由や、その他ギフトカードとの違いについても紹介します。
QUOカードが株主優待におすすめなのはなぜ?
QUOカードが株主優待におすすめな理由を、株主側と企業側に分けて紹介していきます。
まず株主にとってQUOカードが贈られるメリットは、3つあります。
1つ目は利用制限が無いことです。自社製品の優待や割引券では、1回あたりに利用できる限度額があることもあれば、利用できる期限が定められている場合もあります。株主の利用できる店舗が近場にない場合は、株主優待を持て余すことになってしまいます。QUOカードなら様々な店舗で利用可能で、かつ無期限のため株主にとって利用しやすいです。
2つ目は換金性が高いことです。そもそもQUOカードは実質現金のような使い方ができますが、QUOカード自体を現金に換えることができます。換金率の相場はQUOカードだと約9割とされています。サービスの割引券だと換金率が額面の約5割~7割あたりになることが多く、QUOカードの方がお得だと言えます。
3つ目は節税です。仮に配当で5,000円増えると税金で2割減額となり手取りは約4,000円となりますが、額面5,000円のQUOカードを贈られても税金はかかりません。現金に換金するとしても約4,500円あたりの現金を得られることが見込めます。
企業にとってQUOカードを株主優待に設定するメリットは、利便性の高さです。保有株数や保有年数に応じて金額設定が可能で、優待の通知書に同封して贈呈できるため便利です。なお、近年、配送コストや環境への配慮から、実物を贈らずに済むデジタルギフトの採用も主流になってきており、より多様性は高まってきています。
あっとギフトでは、QUOカードだけではなく、デジタルギフトの提供も行っておりますので、ぜひお気軽にお問合せ下さい。
QUOカードとは
そもそもQUOカードとは、ギフトカードのひとつです。最低300円から10,000円と金額が幅広く揃っており、利用可能店舗数は全国で約6万店を誇る利便性の高いギフトカードです。
身近なコンビニ等で現金代わりに使用できるため、どの地域に住んでいる人でも使いやすいのが特徴です。
シンプルなデザインのもの、風景やイラスト、企業ロゴが入ったものまでさまざまな種類があります。贈り物や景品としてもらったことがあるのではないでしょうか。QUOカードはオリジナル柄の制作が可能な為、自社独自のデザインを配布することで、株主が実際に店舗で使う際や、財布の中に入れている時などに企業の事を意識してもらうことができます。
QUOカードとその他ギフトカードの違い
QUOカードとその他ギフトカードの違いは、大きく分けると3つあります。
1つ目は、金額設定の細かさです。QUOカードは300円~10,000円の中で8パターン金額設定されており、保有株数や保有年数に合わせて金額を調整できます。一方でその他ギフトカードでは2・3パターンの金額設定しかない場合が多く、あまり調整が効きません。
2つ目は、カードの使用形式です。QUOカードはプリペイドカード式のため、1円単位で使いたい分だけ使用することができます。また、現金との併用も可能です。一方でその他ギフトカードの中でもプリペイドカード式ではないものは、1円単位で使用できないためお釣りもなく、現金との併用もできないことがあり、使いにくい場合があります。
3つ目は、使用可能な店舗です。QUOカードはコンビニや書店がメインですが、その他ギフトカードでは百貨店やスーパー、飲食店とより幅広い場合が多いです。ただあくまでどのギフトカードかによるため、その他ギフトカードを検討する場合は使用可能な店舗をチェックしておくようにしましょう。
株主優待にデジタルギフトを採用するならあっとギフトにお任せください
当記事では、QUOカードが株主優待におすすめな理由や、その他ギフトカードとの違いなどを紹介しました。また、最近では株主優待にデジタルギフトの採用も多くなってきています。
あっとギフトでは、QUOカードの提供はもちろん、QUOカードPayやAmazon ギフトカードなど1000種類以上の多種多様なデジタルギフトの提供が可能です。デジタルギフトでの提供の場合、アンケートの取得、メールアドレスや電話番号など個人情報の取得も可能で、次回の施策に繋げられます。但し、スマホやパソコンでの操作が必要になるので、一定数申込できない株主がいるため、そのフォローも必要となります。
あっとギフトでは、QUOカードとデジタルギフトを組み合わせた仕組みも提供している為、そのフォローも可能です。
株主優待はもちろんですが、デジタルギフトはさまざまな用途や利用シーンに応じて活用できるため、ぜひ検討してみてください。